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映画をよく見るので評論してみた~Vol13.レミーのおいしいレストラン~

映画をよく見るので評論してみた~Vol13.レミーのおいしいレストラン~

 

【作品】

レミーのおいしいレストラン

 

【解説】

並外れた料理の才能を持ち、一流シェフになることを夢見るネズミと、料理の苦手な見習いシェフの出会いが巻き起こす奇跡を描いた感動物語。監督は、大ヒット作『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード。声の出演にはコメディアンのパットン・オズワルト、『アビエイター』のイアン・ホルムなど実力派が名を連ねる。数々の名作アニメを生み出してきたディズニーとピクサー作品ならではの、細部にまで凝ったクオリティの高い映像は必見。

 

【あらすじ】

料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、その姿をリングイニに目撃される。

 

【オススメ度】

★★★★★

 

【この映画を観て思った】

この映画ではCGでのクオリティに追求している。今までCG界では食事の美味しそうな表現は難しいとされていたが本作品では全編食事シーンのためボツにされる可能性があったがやりきった。この作品がCG界に大きな拡張性をもたらしたと言っても良い。

今回はCGの質の良さがすごくて、きちんと映画に入り込めた。僕はこの作品のレミーというネズミの顔の表情や仕草が、まるでペットとして飼う以上の感情表現豊かに表現されていて好感を持てた。現実世界でネズミは人間に殺処分されるような扱いだ。この映画にもそのようなシーンが幾度となく存在する。しばらく見ているとこのレミーというのは表情豊かで、人間のような仕草(食にこだわる、口に入れるものを触る時は手を洗うなど)が散見されるので、動物を簡単に殺処分するこの世の中はいかがと感じるようになる。

トーリー概要はリングイニという若い青年がなんとか親の紹介でレストランで働くことになったが、料理もできず雑用に。ヒョンなことからレミーとリングイニが協力して料理を作り、レストランの経営を立て直していく物語だ。

 

このリングイニと同じ厨房で働く女性スタッフとの恋の物語もあり、レミーと離れ離れになった家族との物語もあり、人間と害虫扱いのネズミとの争いが次々巻き起こる、老若男女関わらず楽しめる作品と言っていい。

 

ちなみにこの映画がきっかけでレミーの絵を描きたくなってしまうほど映像が綺麗で表情豊かで感情移入してしまう。

是非見て見て欲しい。

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画像:公式ホームページより引用

映画をよく見るので評論してみた~Vol13.言の葉の庭~

映画をよく見るので評論してみた~Vol13.言の葉の庭

 

【作品】

言の葉の庭

 

【解説】

『君の名は』や『秒速5センチメートル』や『星を追う子ども』で知られる新海誠が原作と監督と脚本を手掛け、繊細なタッチで描くアニメーション。現代の東京を舞台に、男子高校生と生きることに不器用な年上の女性の淡い恋の物語を丁寧に紡いでいく。主人公の声を担当するのは、数々の作品で声を担当してきた入野自由花澤香菜万葉集や日本庭園などを題材に描かれる、情感豊かな映像に引き寄せられる。

 

【あらすじ】

靴職人を志す15歳の高校生タカオは、雨が降るといつも学校をさぼって公園で靴のスケッチに熱中していた。そんなある日、彼は27歳のユキノと出会い、雨の日だけの再会を繰り返しながらお互いに少しずつ打ち解けていく。タカオは心のよりどころを失ってしまったユキノのために、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作ろうと決心する。

 

【オススメ度】

★★★★★

 

【個人的感想】

新海誠監督作品の恋愛映画だ。

15歳タカオが学校をサボった日に会う27歳のユキノ奇妙な関係のストーリー。タカオから見るとてつもなく美人なユキノの正体は映画の冒頭はわからない。しかし、徐々にこの奇妙で美しいユキノの背景が徐々に描かれていく。元彼の存在。職場(学校)の存在。彼女の今後の未来。普段の私生活など彼女が抱えている”闇”が後半になると次々明確化されていく。

彼女の存在を知りたいがあまり、映画にどんどん引き込まれていくうまい演出だ。

そして彼女が抱える闇というのはかなり現代の20代で抱えるリアルな闇にも思え、同じ20代後半、もしくはそれ以上の年齢の方は共感できる部分が多いと思う。

そして先ほどから主人公を美人と紹介しているが、それほど絵がリアルに、背景も繊細に描かれている。アニメ映画の中でもピカイチの美的センスだ。

一方主人公の男の子は職人的な才能があり”靴”を作ることに熱中している。

高校生らしいまっすぐな思いと行動がこの映画で描かれているが、本来15歳の男と27歳の女性ではほぼ確実に恋愛関係にはならないだろう。しかし、15歳のまっすぐな思いを感じるユキノは徐々に心を持って行かれるが、年齢差からいけないという思いが彼らの恋を邪魔する。

今後の彼らの恋愛関係がどのようになるかは映画を観ていただきたい。

 

ちなみにこれは完全個人のことだが、この映画を紹介されたのは5つ年下の当時仲良くしていた女の子だ。とってもお勧めの映画があるから観て!と言われて早速拝見。この仲良くしていた女の子も非常に可愛らしく、清楚で芸術系の才能のある魅力的な存在。映画に出てくるユキノもキャシャで、本当に綺麗な存在。どちらも若干の人間らしい悩みや不安を持っているような感じもあり、この映画を見るといつも彼女のことを思いだす。

この映画のユキノのように人生に不安や悩みを抱えている方。この映画でもあなたのことを好きでいてくれる人はたくさんいる。閉鎖的にならず心をオープンにして世の中と、この映画をシンクロして観て欲しい。

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画像:言の葉の庭ホームページより引用

映画をよく見るので評論してみた~Vol12.アイアムアヒーロー~

映画をよく見るので評論してみた~Vol12.アイアムアヒーロー

 

【作品】

アイアムアヒーロー

 

【解説】

ボーイズ・オン・ザ・ラン」などの花沢健吾の人気コミックを実写化したパニックホラー。突如として広まった原因不明の感染によって大パニックが引き起こされる状況で、決死のサバイバルに挑む者たちの姿を映す。メガホンを取るのは、『GANTZ』シリーズなどの佐藤信介。『青天の霹靂』などの大泉洋、『女子ーズ』などの有村架純、『モテキ』などの長澤まさみら実力派が出演。スリルと恐怖が次々と押し寄せる展開はもちろん、鮮烈なビジュアルも見もの。

 

【あらすじ】

漫画家アシスタントとしてパッとしない日々を送る、35歳の鈴木英雄(大泉洋)。そんな彼の恋人が、人間を凶暴に変貌させるウイルスに感染して襲い掛かってくる。慌てて趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外に飛び出す英雄だが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美(有村架純)と逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNにかまれて半分ZQN半分人間という状態に。比呂美を連れてショッピングモールに逃げ込んだ英雄は、そこで藪(長澤まさみ)という勝気な看護師と顔を合わせる。

 

【オススメ度】

★★★☆☆

 

【個人的感想】

日本のテレビドラマ業界を先人を切って走り抜けている人達が出演する映画だ。

サスペンスホラー映画といったところだろうか。ゾンビに噛まれると自分もゾンビになる設定だ。前作に長澤まさみさんが主役で同シリーズの始まりの作があるようだが僕はそれを知らずに見たが問題なく見れる作品となっている。

この作品は海外映画と日本映画の徹底的な差を表していると個人的に思う。芸能人のキャラ売りメインで作られたかと思うくらいに有名芸能人が出演している。特に有村架純さんが途中でゾンビ(半分)になるが、どうしても可愛らしさがずっと残り、映画として不自然さが消えない。

また、CGに関しても実に中途半端で日本のドラマのような感覚がぬぐいきれない。

主人公は売れない漫画家の大泉洋演じる中年男だ。ある日街中の人がゾンビになり、やっとの思いで正常な人間がいる集落にたどりつき見を寄せ合うが、ゲージを乗り越えたゾンビとの攻防をくり広げていく。また、完全なゾンビではない有村架純さん演じる女子高生をゲージから出すかどうかの人間どうしの争いも、極限状態の人間の深層心理を写しているところは見ものだろう。

人は極限の状態になった時に親や兄弟がゾンビや感染症になった時どのような対応をするか、深層心理が気になるところだ。これを現実世界に落とし込むと、ある瞬間自分が困ったときに「どうしてこの人は助けてくれないんだろう」と思う人はいるだろう。

もしも自分の人生にそのような人が多いという方は僕なりの持論をお伝えする。

近年人は皆排他主義で何もメリットがなければ何もしないという人も少なくないだろう。

しかしこの現代社会の皆さんの生き方とは真逆の生き方をしている人。そう、それはホームレス古谷という男。この男は面白い。

自分の1日を50円で売って何でもするという企画を続けている。50円で依頼をしている人は1日を50円で売っている彼に申し訳なくそれ以上の対価のお金を払ったりすることもあるそうだ。決めつけは彼が結婚式をあげたがお金がないときにクラウドファンディングという大衆からお金を集めて実行する企画を行ったときに、あの古谷くんがやるならと多くのお金が集まったらしい。

言いたいことは古谷さんは先に価値を提供しまくっていたから多くの人に助けたいと思われている。現代人にはこの価値を提供するという行為が抜けてしまっている。この古谷さんのように世の中に価値を提供しまくっていたとしたら、古谷さんが病気にかかったりした際には多くの支援や助けが得られるに違いない。しかし、悪態を普段からついている人は誰が助けるだろうか。

映画の状態と普段の自分を結びつけるとより良い価値を譲渡し合う環境を作れるかもしれない。

今日は人の価値交換と結びつけて映画を語ってみた。

 

ちなみに、、ホラーやバイオレンスが苦手な方は見ない方が良い。。

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映画をよく見るので評論してみた~Vol11.マジックアワー~

映画をよく見るので評論してみた~Vol11.マジックアワー~

 

【作品】

マジックアワー

 

【解説】

暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を探し出すコメディー・ドラマ。『THE 有頂天ホテル』の三谷幸喜が脚本と監督を務め、映画監督のふりをして無名の俳優を幻の殺し屋に仕立て上げようとする、しがないギャングの苦肉の策を描く。撮影と思い込み殺し屋に成り切る俳優に佐藤浩市、その俳優をだます小ずるい若者に妻夫木聡。うそと思い込みが巻き起こす感動と爆笑が交互に訪れる、巧みな脚本が光る。

 

【あらすじ】

暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつく。

 

【オススメ度】

★★★★★

 

【個人的感想】

三谷幸喜作品は本当に邦画コメディとして楽しませてくれる作品が多いと言うことだ。特に近年になればなるほどコメディ感がアップしているように思える。

本作品は村田大樹(佐藤浩市)が俳優として役を演じているにもかかわらず、本当の状況は演じている環境ではなく自分以外はリアルな状況が成り立ってしまっているという”アンジャッシュのコント”のようなすれ違いなやりとりを成立させながら四方八方で物語が同時進行している、まるで舞台演劇を見ているかのような見ている人を飽きさせない感じが三谷幸喜作品特有で好きだ。

また佐藤浩市がナイフを舐め回すシーンはその場で笑えてしまった。役所広司といえば?であのシーンを真似る人も少なくはないとと思うがそれほど強烈なシーンとして今も語り注がれている。

トーリー的には売れない役者村田大樹(佐藤浩市)が再起をかけて役者人生としての仕事を全うしていく中で彼の中でこのままやっていくべきかという大きなテーマにも触れる作品だ。彼のように夢を持っている生きている人はたくさんいると思う。

僕は彼のような人間は嫌いではない。好きだ。

今の日本の社会を見ていると、みんな窮屈で我慢を強いられている方が多く、心の牢屋にいる人も少なくない。

だけれども今はインターネットや技術改革が進み、個人が大きいことができる時代だ。この映画の主人公のように昔のやり方でそのまま生き続けることは非常にナンセンスな話だ。今はyoutubeやブログやらで自分を売り込み注目される人はたくさんいる。

この記事を読んでくれた方への伝えたいこととしては、やりたいことはやる。さらに今の時代にあった生き方をして欲しい。

この村田のような昔のやり方だけではダメだ。

それはこの映画自体にも感ずることができる。三谷幸喜は学生時代から映画が好きで、この映画のシーンには彼が当時見ていた映画のセットがたくさん登場している。また、コメディという彼の好きなフィールドを邦画ではなかなかない場所にぶつける今までにない考え方で大注目を浴びている。

好きなことを実直に今の人にどのように提供するか。そうすれば村田のようになることもなく三谷幸喜作品のように注目を浴びることができるはずだ。

長く語ってしまったが、この映画はコメディ。なにを感じるかは抜いて、単純に楽しんで見て欲しい。

今の世の中にストレスを感じている方、笑いを求めている方は是非おすすめだ。

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映画をよく見るので評論してみた~Vol10.ハウルの動く城~

Vol10.ハウルの動く城

 

【作品】

ハウルの動く城

 

【解説】

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの著書「魔法使いハウルと火の悪魔」を基に、少女と魔法使いの恋をとおして、生きる楽しさや愛する歓びを描いた宮崎駿監督最新作。呪いをかけられ90歳の老婆の姿になってしまった18歳の少女ソフィーに倍賞千恵子、動く城の持ち主で魔法使いのハウル木村拓哉、そしてソフィーに魔法をかける荒地の魔女美輪明宏と豪華なキャストが声で参加。『千と千尋の神隠し』で「いつも何度でも」を歌い上げた木村弓の楽曲「世界の約束」を、映画主題歌として倍賞千恵子が歌う。

 

【あらすじ】

父親の帽子店で日々、帽子を作りつづけていた18歳のソフィーは、ある日、荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆になってしまった。ソフィーはハンサムだが弱虫な魔法使いハウルと出会い、奇妙な共同生活を始める。

 

【オススメ度】

★★★★★

 

【個人的感想】

とうとうジブリ作品を評論することになったw

この作品は日本興行収入ランキングで堂々第6位の名作だ。

声優の中にもあの木村拓哉さんがキャラクターの一人を演じることで話題にもなったのだ。もし若い子の中で”ハウルの動く城”に「木村拓哉出てんの?!」と初めて知った人は2回目の面白さを味わうことができる。

ちなみに木村さんは宮崎さんに「星にぶつかってしまった少年を演じて欲しい」と言われ「なるほど」と言ったが全く理解していなかったまま収音に望んだという。第一印象は「大人というより、少年から青年ゾーンの人だと思った。」など裏話をラジオで語っている。

個人的に好きなのは荒地の魔女を演じる美輪明宏さんと、カルシファー役の我修院達也さん。マルクル演じる神木隆之介さん。

余談だが我修院達也さんは一時期逃亡生活をし行方不明にもなったことがある私生活でも個性的な俳優で、この”ハウルの動く城”だけでなく日本の興行収入ランキング第1位の”千と千尋の神隠し”にも声優で出演しておりジブリ作品には欠かせない人である。

この人たちの癖のある声もなんとも特徴的で心地いい。

 

トーリー的な感想はというと、まずジブリ作品全体として思うこと。それはジブリ作品には10代のヒロインが数多く描かれているが、その思春期の理屈では語れない複雑な心境の変化の描き方が異常というまでに繊細で美しく表現されている。

僕個人的にはジブリの作品というのは子供の頃から見ていた作品だ。子供の頃はアニメの起承転結性として面白い作品という見方。10代の思春期にはこのヒロインはなぜこの瞬間にこんな態度や表情をするんだろうかという疑問を提供してくれたり、大人になってみると、この思春期の特有な表情や態度が繊細に描かれていると感じたり、自分の成長や少女に対しての理解に応じて、様々な見方や見解ができ、何度見ても新しい発見を提供してくれるすごい作品だ。

この”ジブリのヒロインの繊細な表情”を意識して見てこなかった人はよくそこに注目して見てみると様々な発見が垣間見れることは間違いない。

 

ハウルに限ったことでいうと18歳のソフィーが90歳の老婆に変えられるが、基本見た目や発言も完全に90代だが、10代のソフィーの感情や心境が現れると10代の見た目に変化している、心境と見た目がシンクロしている不思議で飽きを感じさせる暇がない。

 

個人的に好きな、、というか癖になるシーンはハウルの天敵サリマンのもとへソフィーと荒地の魔女と行くシーンで、階段を登る前はお互いライバル通しだったのにソフィーが階段を登り終えると自分を老婆にした魔女を心配するという心境の変化があることだ。僕はまだ、この心境の変化について、宮崎さんはどのような思いで描いたのかは理解できないが90代になって見たときには理解ができるかもしれないと思うとまだまだ見応えがある。

ちなみにだがこの階段を登り終えると少しふざけたキャラクターが出現する。宮崎駿このシーンおちょけたか??と思う。きになるかたはぜひ映画を見て欲しい。

 

見てない人の方が少ないとは思うがジブリの作品は自分の人生のどんな見方で見るかで様々な発見がある。一度見たから見ないというのはジブリ作品においてはナンセンスだ。

この記載でピンときた方は映画を見てくれ。

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カルシファー よく言うことを聞いてるね

 

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映画をよく見るので評論してみた~Vol8.闇金ウシジマくん~

映画をよく見るので評論してみた~Vol8.闇金ウシジマくん

 

【作品】

闇金ウシジマくん

 

【解説】

真鍋昌平による累計500万部のヒット漫画を原作にした深夜テレビドラマの劇場版。切れ者で冷酷非情、強心臓な闇金業者・丑嶋を中心に、欲望に踊らされる者たちの悲哀を、笑いとエロス、暴力といったスパイスを巧みに利かせて活写する。『鴨川ホルモー』の山田孝之が、ドラマ版に続いて主人公の丑嶋を怪演。人気アイドルグループ・AKB48大島優子と『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズの林遣都が、丑嶋とかかわりを持ったばかりに、奈落の底へ急降下する男女にふんして物語を盛り上げる。メガホンを取るのは、ドラマ版の演出などを手掛けていた山口雅俊

 

【あらすじ】

ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋(山田孝之)の容赦ない取り立てに追われる未來(大島優子)。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純(林遣都)は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐(ふくしゅう)を決意する。

 

【オススメ度】

★★★★★

 

【個人的感想】

ウシジマくんシリーズは全てコンプリートした私が言うが、このシリーズは面白い。

なぜ累計500万もの大ヒットしているかと言うと、このシリーズはただの裏側を描いた作品ではなく、

漫画連載当時の”人間とカネ”を濃厚な取材をした上で描いていると言うことだ。最近の漫画は昔のように想像の割合が多かった時代と比べて、忠実なものはより現実味を帯び、クリエイティブなものはよりイマジネーションを爆発させものが多い。

このウシジマくんシリーズは前者で、忠実に世の中の”ヒトとカネ”を描いている。

今回の映画第一弾は少女と売春が一部盛り込まれた2012年当時の女の子が簡単に稼ぐことができた出会いカフェ。

また、大学生なのりでできたネットワーク系だ。

ウシジマくんシリーズのキモは”普通の女の子”や”普通のサラリーマン”が目先の欲に溺れ闇金のカネに溺れていく様、カネにくらんだその人たちがその後どのような心境や環境に陥るのか真鍋監督の忠実な取材の元に物語が進んでいく。

今は情報化社会となっていく中で自分が借金まみれで(特に女の人は)闇金や周りのカネにか見えていないヒトに騙されて落ちていかないためには一度観ておくことをオススメする。

上記はカネを借りる側ではあるが、貸側の丑嶋の”ヒトとカネ”とはという疑問に関しての彼の狂人な中身を垣間見れるところも見所の一つと言っていいだろう。

ちなみに登場人物のほとんどは現物の人を元に描かれいる。

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映画をよく見るので評論してみた~Vol7.ジャングル・ブック~

映画をよく見るので評論してみた~Vol7.ジャングル・ブック

 

【作品】

ジャングル・ブック

 

【解説】

ラドヤード・キプリングによる名作を実写化したアドベンチャードラマ。ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた少年が、一匹のトラとの出会いを通して壮大な冒険に身を投じる。監督は『アイアンマン』シリーズなどのジョン・ファヴロー。主演は2,000人もの候補から抜てきされた新星、ニール・セティ。ベン・キングズレービル・マーレイスカーレット・ヨハンソンなどのスターが、動物たちの声を務める。動物と自然の風景の全てを創造した最先端CGに圧倒される。

 

【あらすじ】

モーグリは、生まれて間もなくジャングルに取り残されてしまう。黒ヒョウのバギーラから母オオカミのラクシャに託された彼は、愛情に包まれながら自然の厳しさと生き抜くための知恵と術を学んでいく。やがて少年となって動物たちと幸せな日々を過ごしていたモーグリ(ニール・セティ)は、人間に恨みを抱くトラのシア・カーンと出会う。シア・カーンから人間である自分の存在が、ジャングルやそこに住む動物たちの脅威になると言われることになる。

 

【オススメ度】

★★★☆☆

 

【個人的感想】

この映画は何と言っても本当の人間とCGによる動物の演技だ。この主人公の少年はロサンゼルスの某スタジオの真っ青な背景で演技したにも関わらずきちんと演じきったニール・セティに拍手を送りたい。

トーリー的には起承転結のある子供向けの分かりやすい作品だ。狼の群で育った人間の、動物と人間の憎悪の部分を背景としたモーグリ(主人公)の人間社会への冒険話である。

途中にはクマのプーさんのようなおとぼけキャラも現れるかと思いきや、人間をも食す大蛇にも出会う緊迫した場面も演出されていて映画に飽きることなく拝見することができる。

お子さんがいるご家庭では家族で観れる作品と言って良い。

星が3つなのはストーリーがわかりやすく子供向けということだろうか。しかし、CG作品でどのように撮影されているかなどの観点を踏まえて見ると映画好きも注目すべきの作品だ。

是非みていただきたい。

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