映画をよく見るので評論してみた~Vol7.サヨナラの代わりに~

映画をよく見るので評論してみた~Vol7.サヨナラの代わりに~

 

【作品】

サヨナラの代わりに

 

【解説】

ALS筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命わずかとなった女性と、彼女に介護人として雇われた女子大生との交流を描く感動作。性格も境遇も全く違い、接点のない生活を送っていた二人の人生が交差し、深い絆で結ばれていくさまを、オスカー女優のヒラリー・スワンクと、『オペラ座の怪人』などのエミー・ロッサムが演じる。『最後の初恋』などのジョージ・C・ウルフが監督を務め、『トランスフォーマー』シリーズなどのジョシュ・デュアメルらが共演。

 

【あらすじ】

弁護士の夫エヴァン(ジョシュ・デュアメル)と理想的な日々を暮らしていたケイト(ヒラリー・スワンク)は、35歳で難病のALSと診断される。1年半後には車椅子での生活を余儀なくされ、友人たちの前で気丈に振る舞うことに疲弊した彼女は、奔放な大学生のベック(エミー・ロッサム)を介護人として雇う。全てが正反対で反目してばかりの二人だったが、ケイトの夫の浮気を機に、遠慮のない関係になっていく。

 

【オススメ度】

★★★★☆

 

【個人的感想】

この映画はザ・日本でいうところの玉の輿的な人生を送りつつある女性の人生を描いた作品だ。

大きな家、ハイステータスな夫、お手伝いは雇えるし、ピアノも弾ける。

そんな生活に憧れる女性は日本には多いのではないかと思う。

しかし、35歳の頃から体の調子が悪くなりALS筋萎縮性側索硬化症)と診断される。

ALSは体の筋肉が萎縮し、徐々に一人で体を動かすことができなくなり、最後は人工呼吸での生活となる難病だ。

ザ・玉の輿的人生を得たが、そんな人生は幸せなのか考えさせられる。

特にこの映画の良いところとして、病気が発覚してからお手伝いとして雇う大学生ベック。

このベックは日本でいうところの渋谷にいそうなロック系の介護とは無縁の女性だ。お金に困り仕事を探しているところにひょんなことからこの主人公ケイトの介護を担当する。

ザ・玉の輿的なハイステのケイトと、毎晩飲んだくれのベックが人生の対極を描き、より人生にとっての幸せとは何かということをちらつかせる。

自分の人生でも「やりたいことを実直にやる!!」と決めているのも自分の身内を含め早くに亡くなる人が多いからだ。

自分の余命が借りに3年とすると、端的に大きな家に住みたいと思うだろうか。

僕は違うと思う。もちろん人それぞれだが、子供の頃に寝色を忘れて熱中している時が一番楽しいはずだ。あのときの感覚は大人になるとなかなかない。だからこそ実直に生きるべきなのだ。

この映画を見ることによって今の自分は全力で生きているかを考え直す良いきっかけとなる映画だ。

人生、家族、恋人、友達。マンネリ化した中で流されているかもなとふと感じたら是非見て見て欲しい。

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